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珈琲香房匠という両親のお店で焙煎修行中です。 父から教えて貰っています。 よろしくお願いします。
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焙煎の初日です。
父から教えてもらうのは実は2回目です。
高校の時手伝いをしていると父が教えくれました。

しかし当時はコーヒーインストラクターの資格もなかったので、焙煎機の仕組みなどわかりませんでしたし、コーヒーの種類すら全く知りませんでした。
焼き方の基本はなんとか教えて貰いましたが、始めのガスの栓を開けるところがとてもややこしく、爆発しそうな気がして怖かったのを覚えています。
ガスを付ける作業すらなかなか覚えることが出来なかったので作業すら始める事ができませんでした。
焙煎機がとても怖かったのです。
それは僕が小さい頃、父が大けがをして帰ってきたことがあったからです。
父は腕を焙煎機の釜に付けてしまいドロッと皮が剥がれてしまっていました。
まだその跡が残っているくらいひどい怪我でした。

焙煎機はガスも火も使いますし、煙を分解する為に強い電流も流れています。
小さい頃からそれを知っていた僕は動いている焙煎機に近づくのがとても怖かったのです。
何も知らなければ焙煎機は非常に危険な物です。

とこんなことも思い出しながら、父から焙煎の仕方について教えて貰いました。
まずは作業手順からです。

作業手順や焼き方はお店によって大きく違います。
基本動作はありますが、細かい部分はほとんど違います。
焼き手は味を試行錯誤しながら焼き方を調整し味を調整します。
なので今回僕が父から教えて貰うのは、うちの焼き方です。



これはバンパーと言います。
豆を焼くと煙が出ます。それを排出する量をここで調節します。
これを閉めることで、釜の温度が急激に上昇しますし、開ければゆっくり上昇します。



これは僕が怖がっていたガスの調整です。
右にすごい勢いで火が出ています。とても暑いです。
父は一度爆発でまつげや眉毛が無くなってしまったことがあるそうです。


これは本体の電源です。
上にあるメモリが釜の温度です。
常にこのメモリを見ていなければいけません。


これは煙突です。いろいろと入り組んでいますが、それぞれ役割があります。
僕はいつもこの煙突をばらして中を掃除していました。
すすだらけになります。


これは焙煎中です。
この棒を釜から引っこ抜いてコーヒーの焼き加減を確かめます。
この動作は小さいころから憧れていました。


焼き上がるとこうして外へ出し、豆を冷まします。
豆は焼き上がるとしばらくガスを放出します。
これはそれを逃がす効果も兼ねています。
この瞬間のコーヒーの匂いはとても甘い香りがします。
パチパチという音がかわいいです。



冷まし終わるとここから外へだします。
缶の中へ入れて終了です。


今日はこの一連の動作を教えて貰いました。


焼き加減や温度の調整は難しいので、作業を重ね少しずつ覚えて行きたいと思います。


ありがとうございました。
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