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珈琲香房匠という両親のお店で焙煎修行中です。 父から教えて貰っています。 よろしくお願いします。
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今日は実際に焙煎をしてみます。

昨日大量に取ったメモも必死に見つめながら作業をしました。
でも言葉と行動が違いすぎて、何をやっていいのか全くわかりませんでした。

いざ始めるとなると、とてもあせっちゃいます。
そんなあたふたしている僕を父は心配そうな顔で見つめています。
たぶん父が一人で焙煎をしているときの何倍も気を使っていたと思います。


まずは、作業をする前に機械のチェックをすませ、バンパーのメモリを調整します。
そのあと僕が一番怖がっているガスを付ける作業をします。
これが栓です。


もうすでに、ガスの元栓が3つもついているのでパニックになりました。
ですが、父に見守られながらなんとか火をつけました。
眉毛がなくなるのは回避しました。

そして本体に電源を入れ焙煎機を起動させます。

本体はこんな感じです。
10キロくらいのコーヒーを焼く事が出来ます。
多分僕が生まれる前から使っているのかな?
なかりの年代物です。
これが僕を学校に行かせてくれたり今も絵を描かせてくれています。
昔は神戸北町のコープの中にありました。


釜を暖めている間に今日焼くコーヒーを選びます。
今日は焙煎初心者向けと言われる(父が言っています)サントスです。
サントスは製造工程の関係で、豆に含まれる水分が低い為、とても扱いやすいんだとか。

これが焼く前のコーヒー豆で、「生豆(なままめ)」といいます。

この生豆を作るには、2つの方法があります。
それは非水洗式、と水洗式という方法です。
収穫直後のコーヒーは赤い実(コーヒーチェリー)の状態で、その中にある種がコーヒーになります。
なので果肉を種からはがす作業が必要になります。
そこで行うのが先ほどの2つの方法。
ようは水で揉んで洗い流す方法と天日干しにして乾かしちゃう方法です。
サントスは非水洗式(天日干し)で製造されているので、余計な水分が無く焼きやすいみたいです。

釜の温度が200℃になったので生豆をいれます。
そして14分後、いい色に焼けてきました。

この棒を引っこ抜きながら何度も確認しました。



そして焼き上がり冷やします。
(この機械はくるくる回っていて、下から風が吹いています。)
まだ焼き加減の色がわからず、ちょっと焦ってしまって早く出しちゃいました。
ちょっといつもより浅煎りです。
母からも「ふっ、まだまだやなぁ!笑」と言われました。

くやしい。


このあと何度かサントスに挑戦しましたが
なかなか焼き加減をそろえるのは難しかったです。
早くコツをつかみたいですが、今後も実践有るのみです。

明日はブレンドします!


ありがとうございました。







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