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珈琲香房匠という両親のお店で焙煎修行中です。 父から教えて貰っています。 よろしくお願いします。
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こんにちは。

今日はお店の営業日。
最近は大学で卒業制作があるので僕が焙煎するのは
週の中でも一番忙しい火曜日になりました。


仕事の始めは注文票の確認から。

匠スペシャルの注文は24キロもありました。
匠スペシャルは言わばうちのお店のブランドなので、
お客様に一番飲んで頂けているというのはとても嬉しいことです。


注文を確認したあとは実際に焙煎をして行きます。
しかし今日焙煎機を回したところベアリングの調子が悪く、回ってくれませんでした。

もし気づかずそのまま放置していると焼き付いて取れなくなってしまいます。
急いで釜を止めメンテナンスをしました。

こびり付いたグリスを取り掃除をしたり、油をさしたりしました。
油をさし過ぎると釜の後ろから漏れることがあります。
写真で父はそれをチェックしています。


メンテナンスも終わり焙煎開始。
今日は焙煎室がとても寒く釜がなかなか暖かくなりませんでした。
天気予報によると今日から気温がグッと下がったそうです。
しかし空気はカラッとしていて空もとても良く見えました。

焙煎室の窓に写る空もとても奇麗でした。


焙煎中母から珈琲を頂きました。

父が焙煎したコロンビア。
なんでも先日焙煎の方法を変えてみたところ
すごく美味しいのが焼けたのだそうです。
父もずっと焙煎の方法や味を追究しているんだなぁと実感しました。

味はというと最初は香ばしく最後はスッキリ酸味があり
かなり飲み易く美味しかったです。
(そのコロンビアの焙煎方法はもちろん教えてもらいました)



夕方になり喫茶店のお客様も少なくなってきました。

この時間はお豆を買いにくるお客様が増えます。
焙煎室にいると「ブルーマウンテンブレンドありますか?」とか
「今日の焼きたての珈琲ありますか?」などなど言われ必死に在庫を確認したりします。


午後6時になりお店も閉店。




仕事が終わったあとは母と卒業制作展で開くギャラリーカフェについて色々相談していました。
どうすれば売れて利益が出るのか、デザートのアイデアや作り方、原価などなど。
今後もそこのノウハウをもっと勉強していきます。

珈琲の淹れ方も勉強中です。

今後も焙煎、ブレンド、完売、ドリップなどなど頑張ります。



ありがとうございました。








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こんにちは。
今日は本店の営業日。


仕事は主に焙煎だけを集中して行いました。
先日火曜日の営業日でほとんどの商品はブレンドしたので、
次のブレンド作業のための焙煎でした。

いつものようにサントスやガテマラを倉庫から持って来て作業を開始します。


倉庫ではなにを焙煎するか話し合いました。



作業中日光が気持ちよかったのでミントをつみに庭へ出ました。

そこで運良くてんとう虫を発見。
なんだか久しぶりにみたような気がしました。


焙煎では、前に作ったものや、在庫を確認しながら行いました。
なかなか焼かないものなどもあるので、倉庫から生豆を探すのが少し大変でした。

生豆の入った袋は60キロ〜70キロもあるので移動させるのが一苦労でした。
うちの家族は全員腰が悪いので「せーの!」とかけ声を出しながら
作業は慎重に行いました。
動かし終わると息があがります。


そして焙煎中、父のこれまでの焙煎についてお話したりしました。
昔お茶屋だったといううちの店が、どうして珈琲を扱うようになったのかなどなど。

やはりそのときのブームなどを見て経営をシフトしたそうです。
始めは何も分からずで勉強ばかりだったそうで、焙煎も誰も教えてくれる人がいない中本を買ったりしながら練習したそうです。
今度その時の本を貸してもう約束をしました。
家のどこかに眠っているそうです。


焙煎が一段落し、母に先日作った匠スペシャルブレンド淹れて貰いました。

今日は少し濃いめに淹れてくれた様で、いつものあっさりとした匠スペシャルより
パンチが効いた苦味のある仕上がりになっていました。
おかげでかな気分もかなりスッキリしました。
とても飲み答えがありおいしかったです。


最近は日が沈むのもかなり早く、閉店時間くらいになると外は真っ暗でした。
今日は父がレジを閉めて、お店も作業も終了です。




ありがとうございました。

こんにちは。
珈琲香房匠で焙煎修行をしている げみ です。

僕は京都造形芸術大学日本画コースの 4年生で、来年卒業制作展を控えています。
その為、今は焙煎修行をしながら卒業 制作展準備を行っています。
去年から、うちの大学の卒展は校舎を 使って行うことになったので、
作品制作だけでなく、生徒自ら展示方 法や広報、仕事の振り分けなど様々な事をしています。
今日はこの場をお借りして少し作品制 作のことについて書きたいと思います。
宜しくお願いします。

作品制作ではいつも〈スケッチブッ ク〉→〈フォトショップ〉→〈本画〉という順序で
制作に取り組んでいます。

今回制作している卒業制作展用の作品 は、アリと女の子が主なモチーフになっていて、
今もフォトショップで形や構図、色の 修正を行っています。


作業手順は先ほども書きましたが、ま ずスケッチブックにモチーフやそのポーズを、
描き出していき、大まかにイメージを 定着させパソコンに取り込みます。

今回、制作を考えている作品の大きさ はP200号なので、
その比率の物をフォトショップの画面 で用意し、先ほど取り込んだ画像を貼付けます。


ここでモチーフ同士の大きさや、全体 的な構図を決めていきます。
その為にレイヤーでモチーフの線画を 別けて作り、拡大縮小を繰り返したりします。


かなり大雑把な段階の状態です。

だいたいのモチーフの大きさが決まっ て来たら人のポーズを修正して行きます。


人物のポーズが決まってきました。
それにあわせて全体の雰囲気をぼんや りと描き込んで行きました。
しかしこうして塗り出した段階で構図 のインパクトがすくないなぁと感じたので
この後、少し構図を拡大し編集しました。


そして同時に描き込みを行い、コント ラストも上げて女の子が光っているように
していきました。

ここまで描き込みを行うと絵全体を見 て、流れが止まっている場所が気になってきます。
特にスカートで画面の動きが静止して いるなと感じたので位置や形を変更しました。


蟻の形も図書館で図鑑を借りてきて、 補正しました。


そしてその後は空間をより作る為に、 風景に見えるところなどをそのまま加筆したりします。
先ほどの段階では黒が多かったので、 差を付けるべく色味を加筆します。


現段階ではこういった感じに仕上がっ てきました。
ほぼ完成の状態です。


こうしたフォトショップでの下絵制作 では、
構図も色も自由自在に変更して行く事 ができます。
なので、この下絵がバシっと決まって いれば、本画制作へ取りかかった時、
完成へのスピードがかなり早くなりま す。
こうしたフォトショップでの下絵制作 は
キャンバスの上で色を作るのが苦手な僕にとって、欠かせないものとなっています。


紹介させて頂いたこの作品の実物を展 示するのは
来年の2月25日から3月7日まで行 われるの卒業制作展です。
場所は京都造形芸術大学。

卒展ではその期間中、美術工芸学科棟 でカフェを開く予定で、
今も着々と準備を進めています。
両親と焙煎した豆を使った珈琲を皆さ んに飲んで頂けるような場所にしたいと考えています。
是非、京都造形芸術大学の卒業制作展 に来て、作品と珈琲を堪能してください。

良い卒業制作展になるよう作品制作、 会議等に頑張って取り組んでいきます。

宜しくお願いします。
最後まで読んで頂きありがとうございました。



<特記事項>

2011年11月号に、僕のカイカイキキでの修行実態が掲載されています。
美術手帖11月号 


是非、ご覧ください。
今回の作品は大学の卒業制作なので、カイカイキキのマネージは一切入っていませ んが
卒業制作とは別に展覧会の作品制作も行っています。そちらもまた、レポート致します。
ありがとうございました。


こんにちは。

今日は営業日。
天気がよく日差しもぽかぽか。
夕方からはちょっと曇ってしまい寒くなりましたが、とても気持ちのいい日でした。

お客様もたくさん入らしてくださいました。
笑い声が絶えずとても楽しい雰囲気です。


今日はマロンワッフルの注文がありました。

母がキッチンでワッフルに盛りつけています。
ワッフルは焼きたて。昔から使っているワッフルメーカーで作っています。



バニラアイスの上にマロンクリームや栗、先日僕がつんできたミントをトッピング。
これは美味しそう。
秋限定なのでご来店の際は是非!


僕と父は先日大量に来た注文のコーヒーを作る為に、焙煎室で仕事をしていました。

毎週火曜日は注文が多いので焙煎、ブレンドする量も半端じゃありません。
途中何を作ったのかなど、ややこしくなってきて混乱することもしばしば。
年末年始はこの量の倍は焙煎しなくてはいけないらしいので、頑張ります。

焙煎は一度やり出すとノンストップで行います。
釜に一度火が付いているので、ほとんど止めません。



焙煎後のブレンド作業中に、母からカフェオレを頂きました。

焙煎室にいると熱さで喉が渇くので冷たい飲み物はかなり嬉しいです。

カフェオレを飲み終えた後も注文の来たブレンドをつくり、量を計っていきました。
今日の仕事で、すべての品をつくることができたのでよかったです。


仕事はこれでおしまいです。
今後は乾燥も激しくなり、火の調整なども難しくなってくるのだろうと
考えています。

今後も焙煎を頑張ります。

ありがとうございました。




こんにちは。

先日の雨も上がり、今日はぽかぽか。
せっかくのいい天気でしたがお店はお休みでした。



今日の仕事は主に焙煎だったのですが、肝心の注文表が送られてきません。
仕方が無いので、注文がいつも来る匠スペシャルやロイヤルブレンドを作っておこう
ということになりました。


僕が焙煎する間父は部屋でポップを作ります。
たまに画面が変になったり、やり方がわからないときは僕が電話で呼ばれたりします。

お店に並べる商品の名前が書いたカードや、値段表、シールなどなど、
すべて家で父が作っています。
昔は手書きだったとかでかなり大変だったそうです。


焙煎の合間に母にミントの収穫を頼まれたたので庭に行って採取しました。

手がミントの匂いになりました。
(風呂に入るまでおちませんでした。)


焙煎室に戻るとアイスコーヒーと、今日はヨーグルトが置いてありました。

※ヨーグルトは商品ではありません。

ヨーグルトに柿が入っていました。
今年初めて食べたので秋をすごく感じました。
カフェオレと意外に合います。


焙煎や母の手伝いも終え夜になりました。



とそのとき、ファックスが来ました。

注文です。
匠スペシャル24キロ。

今日14キロ作りましたがちょっと足りませんでした。
いつも14キロくらいなのですが、最近はたくさんのお客様が
買って下さっているそうで、減るのが早いみたいです。
かなり嬉しいことです。


この注文を焙煎するのは明後日、火曜日の営業日です。
また珈琲の香りを父と届けます。


ありがとうございました。
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