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珈琲香房匠という両親のお店で焙煎修行中です。 父から教えて貰っています。 よろしくお願いします。
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こんにちは


今日は昨日作った商品などの配達をしました。
行く先はコアキタマチ店。

神戸の箕谷にあります。


朝荷物をまとめ、車に積み込み家を出発。

約30〜40分くらいのところにお店はあります。


お店につきました。

小さい頃はこの裏口から入るのがとても好きでした。
まだオープンもしていないスーパーは薄暗く誰もいないのでわくわくしてました。
それにお店の商品がいっぱいあるのでおもちゃ屋の前は宝の山のように見えていました。


ここの館長さんとお会いしたので挨拶をしてお店へ行きました。

父と焙煎したコーヒーがずらり。
売られているのを見るとちょっと不思議な気持ちになります。


荷物を降ろした後ふっと目をやると、

匠スペチャルが完売していました。
父からも商品作っておいてと頼まれたので、作ることに。
300gずつ計り、袋詰めして行きます。


できました。

乗る分だけを積んでおきます。


商品を作っている間もお客さんは来ます。
接客はちょっと久しぶりだったので緊張しました。
常連さんもいるので、僕の顔を覚えている方はあいさつしてくれます。


以前もブログに記載しましたが、ここは今残っているうちのお店で
一番歴史があるところです。
ここのすぐそばにも「エバーレ」という名前でお店がありました。
母が店長をしていたと思います。
プールが見えるお店だったので子供が泳ぐ姿をみるお客さんが多かったです。
その時はコーヒーより、食べ物が中心だったと思います。
僕の手伝いはいつも掃除でした。
ほうきの持ち方の基本とか母から教えて貰ったのを覚えています。


作業に戻ります。


こっちはお茶コーナー

昔はお茶屋さんだったので今でもこんな風に販売しています。
(いつも僕が焙煎している本店では販売していません。)
今日はここの商品の並び替えや、補充をしました。
並べ方にもちょっとコツがあって、売れている商品は積み方が崩れたり
段差が出来たりしているものは、そのままにしておきます。
そうすることで何が売れているのかお客さんが一目でわかるからです。
小さい頃から父に言われていたのでその通りに、積み過ぎず、無さ過ぎずを意識していました。


コアキタマチ店にはケーキもあります。

種類も豊富なのでおこし際はコーヒーと一緒にどうぞ!


途中小休憩でコーヒーを淹れて頂きました。

今日はアメリカンコーヒーを飲みました。
1杯290円!
匠スペシャルも290円です。


休憩も終わり、実家へ持って返る商品を倉庫で整理していました。
その後お店に戻ると喫茶のブースを閉める時間になっていました。
机の下などを掃除して、テーブルを拭きます。

奇麗になりました。

とても明るい人で僕が小中学校の時くらいから働いているベテランさん。
すごい笑顔
他にもたくさんの方が働いているのでまたちょくちょく紹介していきます。


今日帰り際に見つけたお花

光電池でゆらゆら動いています。
お客さんがくれたそうです。今はお店の癒しキャラだそうです。


今日のお仕事はこれでおしまいです。
すごく久しぶりに長い時間コアキタマチ店にいたので、スタッフの皆さんとお話したり、常連のお客さんにもご挨拶することができて、とてもいい日になりました。

ありがとうございました。




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こんにちは。

今日の天気は朝からずっと曇りでした。
ちょっと肌寒い感じでしたが、焙煎室は暑いので半袖で作業場へ。


そしてエプロンを着用していると、母からブレンドの指示が。

三田のイオン店様にブレンドを作ります。
もともと作ってある場合のものは重さを計っていきます。


在庫の中から以前に焙煎した豆を出してきて、混ぜて行きます。

ブレンドをすると缶が少なくなって行くので山のようにつんである缶も
スッキリしてきます。

ブレンドが終わる頃には足りない豆がででくるので、それを焙煎します。
父からもコアキタマチ展用にブレンドを頼まれたので、何が必要なのかを見て行きます。

サントス2缶、ガテマラ2缶、コロンビア1缶あれば足りるかな?
という感じでした。
父にも確認を取り焙煎の準備を開始。
父は部屋でパソコンの作業があるので、焙煎室には僕独りに。

いつものように火を付けて

焙煎開始


母がカフェオレを持ってくてくれました。

頂きます!


焙煎をしだして、生豆を取りに行って、焼き上がった物を出して、生豆を入れて、
生豆を取りに行く。を繰り返します。

どの順序で焼いていっているのか途中で混乱するので、
メモを取りながら作業をしていました。


焙煎中、「ガテマラは石とか混入物が多いんだよなぁ」と考えていたら、

出て来た!
焼き加減を確認するために釜から棒を引っこ抜いたらたまたますくってしまいました。
こんなことあるんですね。。。びっくりしました。
父も丁度様子を見に来てくれたので、それを見せました。

でもこの後何を考えたのか釜にそのまま戻してしまいました。
あ!しまった!となって、父が笑っていました。


でも釜から豆を出して、缶に移すときに注意深くチェック。

さっきの石ともう一つ出て来て、さらにパーチメントコーヒーも出てきました。
ほんとはパーチメント(果肉と生豆の間の殻)が取り除かれているのが普通ですが、
たまたま入っていました。


父は再びパソコン作業へ。


その後も焙煎を続け、今度はコアキタマチ用にブレンドを作ります。
ブルーマウンテンブレンド3缶、ロイヤルブレンド1缶、特選ブレンド3缶、匠スペシャル1缶。
明日はコアキタマチに配達があるので多めに作ります。



ブレンドも終わり、釜のメンテナンス。
以前にメンテしたベアリングの調子が悪い。
そろそろ変え時かもしれません。



奇麗にして、この後また油を塗り込みました。


ちょっとは回ってくれるようになりましたが、不安定な感じでした。


作業終了後は、母からココアが!

甘くておいしい。
日も落ちてきて丁度寒くなっていたので、これはうれしい。
体も温まり、片付けをして、今日の仕事は終わり。
父にも報告!


明日は朝からコアキタマチ店へ行きます。

ありがとうございました。

今日も天気が良く朝から気持ちがいい気分で、
お仕事をスタートしました。

10時になりお店もオープン。

焙煎では、モカ、サントス3缶、ガテマラ3缶、ジャバを。
ブレンドでは匠スペシャルを作りました。
実は特選ブレンドというのも作ろうと思っていたのですが、
最後になって必要な豆が無い事に気付き、今日は断念することになりました。


朝お店のスタッフの方や両親に挨拶をすませ、焙煎室へ。
すると父が「2人分のコーヒーを入れて」というので、僕が入れることに。

厨房のどこに何があってどう扱えばいいのかわからず少しあたふたしました。

少し母にも聞きながら、コーヒーの分量を計り粉にします。
そして沸かしておいたお湯をゆっくりと。。。

まだ一定の感覚でお湯を注ぐことが出来ないので、ちょっとバランスの悪い形に。
もっと奇麗なお椀型になるように練習します。



コーヒーが入りました。
もうちょっと濃度を濃くしたいなぁという印象。
ちょっと軽めでした。


コーヒーを飲んだ後は焙煎を開始。
いつも通りサントスから焙煎。
今日新しく届いていたので袋を開けてバケツに豆を入れます。
一緒に在庫確認もしておきました。

この段階でなにを焙煎する必要があるのかを見ておきます。
先ほども言いましたがここで特選ブレンドをつくるのに必要な豆のチェックを
忘れてしまいました。
在庫のメモ帳とか作ろうかなぁと思いました。


その後いくつかの焙煎が終わり、ジャバを焙煎することに。
ジャバはまるっこい形をしていてすこしかわいいです。

袋から豆をバケツへ移動。だいたい6〜7kgくらい。


ジャバは今日最後の焙煎だったので終了後は火を止め、ブレンドへうつります。
匠スペシャルがもうすぐなくなる、とのことだったので12キロ作りました。
量を量っていると母がモカを持って来てくれました。
今日焙煎したものです。

モカ独特のレモンのような匂いと酸味がとても効いていて美味しかったです。
たぶんモカなら匂いを嗅いだだけでわかるようになりました。
ちょっとずつ匂いを覚えていきます。


焙煎もブレンドも終わり、次は倉庫の整理。
実は昨日の父と僕共同の部屋に置いてあったパソコンの棚を分解し運び出しておきました。
そのパソコン棚はもう10年以上使っていて、Windows95のモニターが入ったままでした。
それがかなりの場所を取っていたので、倉庫にある机と交換しようという事になりました。


これが倉庫にある机です。

足もぐらぐらで何も置くスペースが無いのでちょっと不便でした。


倉庫にある豆や箱を色々と移動させて、狭い倉庫から机を運び出しました。
その後、外でパソコンだなを組み立てて倉庫へ移動。

サイズもかなりぴったりで大きさもベストでした。
上に台も付いているので収納スペースも確保でき、スタッフの方も喜んでいました。



さきほどまで使っていた机は奇麗に分解。

長い間ありがとう。


作業後はコーヒーで一息つきました。

奇麗になったところで飲むコーヒーはおいしい。


今日の作業終業後に丁度UCCの営業さんが来ました。

週に1度くらいでいろんな商品のサンプルやなにかを持って来てくれます。


お店も閉店間際だったので少しお話をして今日のお仕事は終わりました。

夕方になり空はいきなり雨模様。
明日と明後日は大学に様があるので京都へ向かいます。
なので次は月曜日に焙煎を行います。


ありがとうございました。



今日は朝から焙煎でした。
うちのお店は10時からの開店なので、その前に仕込みを
したり、準備をします。

天気がとてもよく、雲が全くありませんでした。



そんななか今日最初のお客様は隣の歯医者さん。
他にお客さんがいないこともあり、
母とお話していました。


僕は焙煎室に行き、焙煎の準備。

この中も奇麗になりました。
焙煎後は溢れ出るくらいたまっているので、ここは毎回掃除します。


釜に火を付けます。

汚れていると付かない事もあるので、ついているのかちゃんとチェック。
ただその日1回目の焙煎では温度が安定しないので、
コマメに確認する必要があります。
安定した味のコーヒーを焙煎するには必要なことです。


今日の焙煎では、サントス、ガテマラ、キリマンジャロ、マンデリンのフレンチロースト
コロンビア、コロンビアのフレンチローストを焼きます。

あれだけあったサントスは今日でぴったりなくなりました。
袋がからっぽになると「もうこんなに焙煎したんだ」といつも思います。

いつものようにバケツに豆をすくい入れ、焙煎室へ運びます。



豆をザーっとじょうご型のところに入れ、釜が暖まるのを待ちます。

いつも200℃きっかりで入れるので、温度計をじっと見つめます。
時間がかかるなとおもったら、別の豆をバケツに入れておきます。
そして釜が暖まり生豆を釜に落とした後、またすぐに次の準備です。



基本大きな動作をしたり重い物を運ぶのは僕の仕事です。
なので生豆をとりに行ったり、焙煎後の豆を計ったり、缶をつんだりします。
父は僕に間違いが無いか、危なくないかを見てくれています。

焙煎中。
父は1冊の本を見ていました。

あれは商品のカタログです。
お店にコーヒー豆を入れるショーケースが欲しいとのこと。
しかし、コーヒーのミルやそういった専門的な商品は需要が少ないこともあり、
とても高額です。

値段をみてびっくりしました。

実は昨日の晩、父とネットで探していました。
より安いものをということで、新品は避けます。
しかしなかなか見つからず、今も見つかっていません。
コーヒー用のショーケース、どこかにないでしょうか。
もう少し粘って探してみようと思います。


でも実は以前持っていたらしいのですが、売ってしまったそうです。
コーヒーの保存は品質を落とさないようにするには大切なことなので、
なるべくいいものを見つけたいです。


突然ですがいい機会なので「コーヒーの保存」についてこの場をお借りして
少し書きたいと思います。

コーヒーは非常にデリケートなので、ちょっとした事で味が変化してしまいます。
焙煎後の豆の味が大きく変わる要因はいくつかあります。
・水分
・酸素
・光
・温度
・コーヒーの状態(豆か粉か)

の5つです。

簡単に言うと、
なるべく乾燥していて、空気に触れないようにし、直射日光、蛍光灯を避け、
温度が低いところ
で保存しましょう。


しかしよく色々なサイトで「冷蔵庫で保存」と書かれていたりしますが、
お勧めしません。
取り出した時に外部との温度差が激しいのでコーヒーに湿気がついてしまい、
味が大きく変化してしまうからです。

なので上記の条件をなるべく満たしているところを選んで保存してください。
包装はガスバリア性の高いものを選びます。
密封した時に外部にコーヒーの匂いがしなければガスバリア性が高い証拠なので、
是非確認してみてください。

しかしなるべく早く飲んだ方が絶対に美味しいので
自分にあった量を購入するようにしてください。

簡単にまとめましたが、たまにこういったことも書いていきたいと思います。
今後ともどうぞ宜しくお願いします。



さて作業も終盤。

一番最後はマンデリンのフレンチロースト。

深く焼いているので、焼き上がったコーヒーの表面には脂肪分がついていてテカッとしています。
きらきら黒光りしていて美味しそう。
うまく焼けました。


釜の温度が下がるまで父とお店へ。
「お疲れ」と母がコーヒーを入れてくれました。

ちょっと寒くなって来たので暖かいコーヒーがすごく美味しいです。



今日の作業は以上です。
ありがとうございました。


昨日福井から帰って来て、最初の焙煎日です。
適度に風が吹いていて、天気もとても良かったので、
とても過ごし易い日になりました。
この時期はとても好きです。


今朝から父は歯医者にいっていたので、最初はひとりでした。
母から足りない商品を教えてもらい、在庫を確認しながら
何を焙煎するのかを決めていきます。

在庫が多いのでチェックしていくのが少し大変でした。


在庫をチェックし終えたのですが、結構そろっていたので、
ブレンドを先に作り、少ししか入っていない缶をからっぽにすることにしました。


そうしていると父も帰って来たで焙煎も同時に開始しました。

焼くものはブレンドを作る中で無くなってしまった、
ガテマラやコロンビア、サントスの焙煎をしました。

丁度朝にも豆が届いていたので、今後の焙煎も安心して行えます。



これがガテマラの袋の口の部分です。

紐で縛っていました。
ミシンのような機械がこの国には無いそうです。
その為ちょっと口からこぼれたりしていました。


その頃お店の方はというとほぼ満席状態でした。

とても忙しそうでした。
皆さんいろんな話をされているようでした。
母も別のお店の在庫確認等しています。


お店が忙しい間は父に見てもらいながらすべて焼き終え、明日以降にも必要なものをチェックして行きます。
まだまだ時間があったので、計画的に父と打ち合わせ。

「これがちょっと足りないね」などといいながら話していました。

すると父が、「今日コロンビアを実験で焼いてもいいよ」と言ってくれました。
なのでいつもは140℃くらいで一定時間焼いて行くのですが、
温度に強弱を付けて焼くとどう味が変化するのか試してみました。

正直とても嬉しくわくわくしました。

焼くのはコロンビア5キロを3回。
それぞれ焼き方を変えます。

①180℃で焼き、パチパチと音がしたら50℃まで下げてフレンチローストまで焼く
②100℃で焼き、パチパチと音がしたら180℃まえ上げてフレンチローストまで焼く
③140℃でフレンチローストまで焼く
の3パターン

③はいつもと一緒です。


これは100℃の時。

コーヒーの味が決まるのは焙煎です。
それは一番化学変化が起こるのが焙煎中の時だけだからです。

①は全体を一気に焼いて苦味を出してからじっくり中まで火を通すイメージです。
②はじっくり中まで焼いてから苦味を出す為に表面を一気に焼くイメージです。

焙煎完了

カップにとりわけ母にお願いします。


じっくり入れていきます。
母は一定の間隔で入れてくれるので、これで味の変化がわかるはずです。


焙煎直後なのでガスがどんどんでてきてふわっとふくれます。

(ほんとは1日以上置くのがベストです。)


できあがり、父、母、僕の3人分を小さなカップへとうつします。

その後3人でテイスティング。


感想
①苦味が一番に来て、酸味があとから少し抜けていく感覚。
②酸味が強くなりインパクトがある感じ。その後に適度な苦味。
③いつもの一番慣れた飲み易い味。

正直ここまで違うものなのかととても驚きました。
母もこのような形で味をみるのは初めてだったようで、参考になると言っていました。
時間があるとき等、少しずつそのコーヒーにあった味や
自分の好みの味などを模索してみようと思います。


作業も終わりの掃除中に母がコーヒーを入れてくれました。

今日出来たばかりの匠スペシャル。


夕方頃はとても寒かったのでほっと落ち着きました。


今日の作業は以上です。
ありがとうございました。



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